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読み返す技術
・前回の復習
・転記しながら読む
・貼り替えながら読む
・カテゴリ別に整理して読みやすく
・ブックマークは必要不可欠
・ベルトで留めない?
・ヒマがあれば開く
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読み返す技術

・前回の復習


前回のコラムでは「書きグセをつける」ためにどうすればいいだろうかという事を考えてきました。


1.書きはじめが容易で

2.取り出しやすく

3.できる限り一冊のノートに収めて

4.考えの途中だろうととりあえず書き込む。

等を提案しました。


さて,書いただけでは手帳の役目としては不充分でしょう。
やはり,読み返して日々思い起こしておかないと


『手帳には書いていたのに,すっかり忘れていた!』

なんていう自体になりかねません。


そこで今回は,ノートシステム手帳に分けて,何時どうやって読み返す事ができるか考えてみたいと思います。



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・転記しながら読む


前回書き込みやすくするためにノート一冊にしてしまうように勧めました。
そのさい書きグセをつけるために必要な情報を転記する事もお勧めしました。


その転記をする時間に改めてノートを読み返してみることができそうです。


ペンを片手に転記したい情報を片っ端からチェックしていきます。ボールペンよりも蛍光ペン(黄色)がいいかもしれません。
そうやってこれからも必要な情報と家(職場)に置いておいても大丈夫な情報にふるい分ける事によって情報を意識化する事ができるかもしれません。


もちろん読み返すためにはある程度のまとまった時間が必要でしょう。


最初からその時間を予定しておくのもいいですし,常に2冊持ち歩いていて「あ,今なら時間が取れるかも」と思ったら,喫茶店にでも飛び込んで転記するといいかもしれません。



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・貼り替えながら読む


経済評論家の西村晃さん(このサイトで何度もご本人の許可なく紹介していますが・・・)は,新しい手帳を下ろすときに前の手帳に貼り付けてあるポストイットを一通りチェックして,必要な分を貼り替えておられるそうです。


これは先ほどの転記と同じ事ですが,転記ほど手間がかかりません。
ただ,手で書くより意識化しにくい気がします。


だから転記するよりもたっぷりの時間をとって一つ一つじっくり読む必要があるのではないでしょうか?


僕は子供の頃から趣味は読書なのですが(斎藤美奈子さんに文句言われそうですね),最近本を読むたびに誤字,脱字を発見する率が高い気がします。パソコン・ワープロで文章が作りやすくなっているので(そうでなければ僕なんて文章を書こうとは思いません)そういうミスが手書きよりも多いのではないでしょうか?


手間をかけないということは,本人に覚悟というか気構えがないとすぐに安易な方向に進んでしまい結局なんの成果も上げられない気がします(もちろん自分に対する戒めです)。



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・カテゴリ別に整理して読みやすく


ここからはシステム手帳の話になります。


以前システム手帳に書き込んである事柄を10のカテゴリに分けたという話を書きましたが,これはあくまで書き込みやすさを狙ったものでした。
しかし,実際にやってみると読むためにも充分役に立つ方法だという事がわかりました。


まず必要な情報がすぐに検索できる。


僕は記憶力がどうかしているのか時間順で並んでいるとかえって検索するのに手間取ってしまいます。パソコンの横の資料立ては『「超」整理法』で並べてあるのですが,ちょっと古い資料になるともうどこへ行ったかわからなくなります。


そのため最初システム手帳でも時間順にして後ろのページから書き込んでいた(新しいページが挟み込みやすくなるので)のですがかなり早い時期に必要な情報がどこにあるのかわからない状態になりました。


カテゴリ別に整理したら検索はかなり速くなりました。


つぎに頭の切り替えがしやすい。

時間順に並べていたころは,たとえば後ろのページから読み出していると次のページでは違う分野の情報が書かれているのでそのつど頭の切り替えをしなくてはならずできない事ではなかったのですが,結構面倒くさかったです。


いま現在,カテゴリ別に分けているとそのカテゴリを読んでいるときはその分野の事だけに集中できるのでとても読みやすいです。



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・ブックマークは必要不可欠


システム手帳に限らないと思いますが,ブックマーク(しおり)は絶対必要でしょう。


システム手帳愛用者でこのブックマークリフィルを使用していない方はおられないのではないでしょうか?


予定表(スケジュールリフィル)の当日のページには必ずこのリフィルをつけていると思います。もちろん僕もそうです。
その日に絶対必要な情報がブックマークが挟んであるページに必ずあるので,ここが一番開きやすくないといけません。
そのためかどうかわかりませんが,このリフィルのインデックス(指で押さえて開きやすくするためのページからはみ出ている)部分は必ず下側についています。
確かにここにあるとすぐに親指で押さえて開く事ができます。


ちなみにカテゴリ分けするために使っているインデックスリフィルは上と横にインデックスがはみ出ています。
これだと若干ひらくのに手間取ります。かといってこれを全部下に持っていくと本来開くべきページ(スケジュールリフィル)にアクセスしづらいのでこの状態が一番良いと思います。


このブックマークのおかげで目的のページにスムーズにアクセスする事ができるので,かなりストレスが軽減されます。



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・ベルトで留めない?


手帳にいっぱいの情報(ちょっとした小物なども)を入れると手帳がパンパンに膨れ上がってしまいます。
僕の手帳は25mmのリング径ですが,すでに分厚くなっています。


こんなときに役立つようにとたいていのシステム手帳にはガッチリ留めるためのベルトが付いています。


スナップボタンやマジックテープ,ベルト通しみたいなものに差し込むタイプ,僕の手帳はマグネットで留められるようになっています。


これ,面倒くさくないですか?

手帳を取り出し,ベルトを外し,目的のページを探して,読む。


僕は正直な話し面倒です。


本当は一番面倒なのは取り出す行為なんですが,これに関してはいま現在解決策を思いつけないので保留します。


そこで矢面に立つのがベルト。
これを最初から留めなければ,かなり楽になりませんかね?


カバンから取り出して,サッと目的のページを開く。

それだけで面倒くささが軽減される気がするのですが・・・。


でも,僕はやってないんです。


どうしてもマグネットボタンを留めてしまいます。それにカバンの中で知らずに外れていたりするとなんだかいやな気分になります。


こういう感情面が最大の課題ですね。



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・ヒマがあれば開く


ざっといくつかの提案をしてきました。自分がシステム手帳で実践していることもあれば,とりあえず書いてみただけというものまで様々です。


システム手帳の項目で書かなかったことがありますが,リフィルの整理をするときにも読み返すことができそうですね。


でも一番いいのは,気がついたときに手帳を開いて読むということです。


ちょっと暇だな。と感じたときにサッとカバンから取り出して読み返してみる。
その時ペンも片手に持っておくとまた新たなアイデアなどが浮かんできて書き留めておくことができるかもしれません。


「書く」「読む」これからちゃんと実践していこう。


と,思いました。



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