※縮小画像のため大変見づらいかもしれません。 画像をクリックすると大きく表示されます。 今は手帳ブームです。 僕がアナログ手帳を好きだからというのもありますが,手帳にペンで書き込む事が随分と見直されている気がします。 でも,なぜ手書きが良いんでしょう? こうやってキーボードで文章を入力しているほうが圧倒的に速いですし,何より読みやすいです。 特に僕のように字が汚い人(どれくらい字が汚いかはTOPページのタイトル画像を見て下さい。直筆です)にとって字が読みやすいということはとても重要です。 ですが,アナログ手帳への手書き。魅力を感じます。必要だとも思います。 なぜでしょうか? 何のためにでしょうか? どうすれば『書きグセ』をつけることができるでしょうか? 今回はその当たりを考えてみたいと思います。 まず,何故わざわざ手書きをしなければいけないのでしょうか? 熊谷正寿さんは著書『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(かんき出版)の中で『「手で書く」という作業には,自分の思いが強く文字に反映されます』と書いておられます。 例えば「夢」という一文字を書く場合,手書きだと十三回の筆運びが必要ですから,書き上がった文字への愛着も増します。その分,頭には大切な言葉として残ります。 楽かどうかを考えれば明らかにキーボードのほうに軍配が上がるでしょう。 熊谷さんは手帳を「夢を叶えるためのツール」と位置づけておられます。 さて,振り返って僕自身は夢を叶えるために手書きをしているでしょうか? 答えはノー。 叶えたい夢を明確に持てていないのが最大の原因ですが(「やりたいことリスト」は作っています),どうしても日々の活動を管理するため(タイムマネージメント)だけに終始しています。 それでも,アナログの手帳に書き込まれた汚い字を見返してみると,なんだか嬉しくなってしまいます。 やはり『「手で書く」という作業には,自分の思いが強く文字に反映されます』という言葉には一面の真実があると思います。 もう一つ,「書く→考える」という図式で『書きグセ』をつける事を提唱されている本田尚也さんは 「書きグセ」がつけば,必ず「効果的に考える」ことができる。「効果的に考える」ことができれば,必然的に「効果的に動く」ことができるわけだ。 と,効果的に「考え」「動く」ためにも手で書くように勧めておられます。 特に前回紹介した『アイデアマラソン』を実践しているとこの事が理解できる気がします。 さて,『書きグセ』をつけるためにどうすればいいのでしょうか? ・・・僕が教えてほしいぐらいです。 と,ここで終わっては何の意味もないので,もう少し考えてみたいと思います。 とにかく『書きグセ』をつけるために必要な物は,「紙」と「ペン」です。 そして何より面倒くさいと続きません。 そこで『面倒くさくないシステム』を構築してそこに「紙」と「ペン」を組み込んでいきたいと思います。 まず第一に『取り出しやすい』を条件にあげたいと思います。 どういう状況を『取り出しやすい』と言うのでしょうか? 多くても3つのアクションで取り出せるのがいいと思います。
だいたいこれくらいの動作だったら書くのに面倒くさくはないと思います。 ですが,今僕はこの状態ではありません。 シャツの胸ポケットの中に『ロディア』と『付箋紙』と『クリップ-オン マルチ』を入れているのですがそのうえにジャケットを着ているのでそのジャケットのジッパーを下ろしてからでないと取り出す事ができません。 そのうえバイブル手帳のほうはウェストバッグに入れているのでそこから取り出すのにもう1アクション必要です。 改善の余地大ありです。 先の『取り出しやすい』に通じますが,書きはじめが簡単でなおかつつい書き込みたくなるのが理想だと思います。 最初のページを開くのにゴムバンド等でしっかり閉まっているととたんにやる気が失せませんか? 何より,書いてみたくなる「紙」と「ペン」でしょうか? 『書きグセ』がつくまではできる限り開きやすいほうが良いかもしれません。 もちろんバンドを外して開くという儀式が好きという方もいらっしゃるでしょう。それはとても大切な事です。 ですが,たいていの人は開きやすさを念頭に置いて手帳やノートを選ばれると良いと思います。 そして,栞。 最近ページクリップというのがあってページにつけて栞にする事ができる物があります。 でも,すぐに書き込みのページを開けるようにするのは『書きグセ』をつけるのに必要な事だと思います。 綴じ手帳やノートだったらヒモが付いているもの,もしくはヒモがつけられると便利ですね。 そして,「紙」。 よくコピー紙の裏(反故紙)を使うようにと勧められています。 ですが,書いていて気持ちがよくない。 『ロディア』を使ってみてわかったのですが,紙質というのは意外に重要なのですね。 手書きの楽しさを実感できるのは,やはり良い紙だと思います。 少し厚めの紙(それだけが判断の基準ではありませんが)は結構書きやすい物が多い気がします。 「ペン」については逆に僕自身のこだわりがほとんど無いので,コメントしようがありません。 周りの人には迷惑でしょうから,気をつけないといけないですね。 そして,「情報の一元化」。 だからとりあえず何でも書くノートを一冊だけ準備するといいと思います。 仕事の備忘録,アイデア,買い物メモ,ありとあらゆる事をその一冊に収めてしまいます。 この際綴じノートのほうが便利だと思います。 ただ必要な情報にアクセスするのは,ちょっと大変かもしれません。 ですが,PDAで検索してからノートを引っ張り出すのは逆に初心者には面倒くさい作業かもしれません。 やってみると楽しいんですけどね。 とにかくここでは『書きグセ』をつけることを目標にしていますから癖づけができたら,ノートの分冊化に取り組むという手もあります。 その一冊が終わったらどうするか? 基本的には家(もしくは職場)に置いておくべきですが,必要な情報だけ(電話番号等)は新しいノートに転記したほうが良いと思います。 僕は考えがある程度まとまってからでないと書き込みをしません。 これは非常によろしくないクセだと思います。 『書きグセ』をつけるという意味だけではなく,思考プロセスを紙に書いて残しておくのはとても重要な事だと思います。 何より考えている事を忘れずに済みます。いえ,忘れても大丈夫です。 だからとにかく書き込む。 だったらやれよ。と言われそうですね。 |
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