「超」整理手帳= 従来の綴じ手帳やバインダー式の手帳とは違いA4の用紙を4つ折りにして差し込める方式。 さらに独自のスケジュールシートを採用していて,8週間のスケジュールを一覧できかなり長いスパンでスケジュールを立てる事もできます。 そんな便利(そう)な「超」整理手帳。僕は1年ほど使っただけでした。 どうしてそういうふうに感じたのか,ちょっと整理してみたいと思います。 実はごく最近久し振りに「超」整理手帳を使う機会がありました。 仲間うちでバスを借り切って出かける事になり,その責任者の一人になったのです。 今は自分で資料を作る際には,所持する情報をバイブルサイズの用紙に印刷してシステム手帳にバインドするようにしているのですが,今回のようにすでに作ってもらっている場合はいちいちパソコンに打ち込んで作り直すか,バイブルサイズに縮小コピーするかを考えていたのですが,打ち直しはさすがに面倒くさい。 縮小コピーするにしてもどれだけの倍率で縮小すればいいのかわからない。 従来の性癖である面倒くさがりが顔を出してきたため,この際そのまま使ってやれ。と,思い最初は名簿だけシステム手帳に折って収納しようかと思っていました。 そこでふと, 結論を言えばとても便利でした。 背広を着て出かけた事も大きかったですけど,何かあった時にスムーズに「超」整理手帳を取り出して名簿やその他の事柄を確認する事ができました。 これがシステム手帳だったらカバンからやおら取り出してページを繰ったり(インデックスとしてポストイットを貼っているとは思いますが),もしくは手帳のポケットからA4の用紙を取り出していちいち広げる必要があったと思うと今回「超」整理手帳を使って正解だと思いました。 ただ,問題がなかったわけではありません。 名簿にチェックを入れるのにいちいち差し替えたりするのは労力的には些細な事かもしれませんが精神的には疲労感が伴います。 その他の資料は書き込む必要のない見るだけの資料だったので,何のストレスもなく使用する事が出来ました。 その時この手帳はA4ホルダーとして使う事に特化した手帳だと思いました。 それとこの手帳のもう一つの特徴,8週間を見渡す事のできるスケジュールシートの存在です。 この手帳を使い始めた時には,僕は会社から約1ヶ月の予定表(日ごとに清掃する現場が違っていたのです)をもらってそれに合わせてスケジュールを組んでいました。 ですが今ではそんな使い方はできません。 今は,現場は固定されていますし,なによりも1ヶ月の予定を書き込むのに8週間広げる事のバカらしさに気がついたからです。 その1ヶ月の予定を書き込むのに,いちいち裏面に変える必要があったり,別のシートを出したりしなければならず気がつくと「何でこんな事をしているんだろう?」と,感じていました。 最後の頃にはシートを閉じたまま2週間だけ見るという普通の手帳のような使い方をしていました。 この手帳は基本的にはユーザーが自分でリフィルを作る事が前提のようになっているところがあります。『「超」整理手帳』の公式サイト サイト内にある『リフィルメーカーPaste-it』を使えばかなり楽に自作リフィルを作成する事が可能です。 そのためか市販のリフィル群がシステム手帳に比べて格段に少ないのがちょっと不満でした。 実際このサイトのフォーラムでは冊子タイプのスケジュール帳を作ってほしいという要望もありました。 やはりこの手帳はA4ホルダーとして割り切って使って,スケジュールは別の手帳に任せるほうがいいでしょう。 もちろん全ての情報を一元管理する事は理想ですけど,その為に使いたくないスケジュールシートを使わなければならないというのは本末転倒です。 それならば気に入った手帳をもう一冊持っているほうが精神的にもずうっといいと思うのですが。 手帳を使いこなそうとしている人たちというのは,概して忙しい人だと思います。そういう人たちは,自分で改良する時間を捻出するのも難しいと思います。 だからこそメーカーの側でいろんな人に合わせた手帳(リフィル)を作ってほしいと望むのだと思います。 自分で作った手帳には愛着が沸くでしょう。そういう人のほうが手帳を大切にするのかもしれません。 ですが,自分の欲しい手帳を作ってほしいと望む自由もやっぱりあってほしい。 これはわがままなんかじゃないと思います。 |
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